中央市場とは 地方公共団体が、野菜、果物、魚類、肉類などの生鮮食料品の卸売りを集中的におこなうためにもうける市場のことで、市町村や民間の団体が設立するものは、地方卸売市場といいます。

流通のしくみ 流通活動とは、経済社会において、価値物の取引や物の流れにかかわるさまざまな人や機関によっていとなまれている経済活動のことです。
取引の流れのことを商的流通または取引流通といい、物理的流通(物流)とよぶ有形の価値物の流れとは区別されます。商的流通あるいは取引流通は、売り手と買い手の間での交渉を通じて実現される、有形・無形の価値物の所有権の移転にかかわるものです。

商品流通の過程 生産者から卸業者・小売業者の手を経て、一般の消費者へ供給されます。その過程でも、さまざまな検査・許可を得ております。安全な食品を提供するための努力は、怠ってはおりません。


取引の種類 売り手と買い手による取引として以下の3つがあります。
競売/買い手が集合して最高値をつけた人に渡す方法
入札/札を入れて最高値を決める方法
相対/売り手と買い手が信頼関係で販売価格を決る方法

水産加工・   貯蔵品の流通 現在の水産加工品は、国内生産では間に合わず、外国からの輸入に頼っているのが現状です。その理由については、労働賃金の高騰、労働力の不足などがあげられます。これらをカバーするため、後進国から現地加工された商品を輸入しているわけです。大手の水産会社や商事会社は、海外に会社を設立し、これを行っています。